L550 Plus

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L550 Plus – SSL LIVE
Live Sound Production Powerhouse

Live Sound Production Powerhouse

他のSSLコンソールと同様に、SSL Liveコンソールの成功の秘密はその最高の音質にあります。
また他に、高性能のハードウェアとシグナルパス、スタジオグレードのマイクプリ、高音質な変換処理と96kHzオペレーション、そして膨大な数のサミング能力も成功の要因と言えるでしょう。
そして解像度と再現性が高く透明で繊細なSSL Liveコンソールの音質は、言葉で説明するのは難しいもののサウンドを聞けばすぐにSSLのサウンドだとお分かりいただけると思います。
そしておそらくもっと重要な成功のカギとなっているのは、オペレーターが最高のパフォーマンスを実現できるSSL Liveコンソールの操作性の高さにあります。

Visuals & faders

マルチタッチスクリーンとアサイナブルなハードウェアコントロールのコンビネーションという一見シンプルで人間工学的な操作環境でありながら、多様なカラーコーディング、エンジニアがレイアウトやシグナルプロセッシングを自在に構築できるオープンアーキテクチャ、豊富で多彩なプロセッシングオプション、正確で詳細なプロセッシングツールなど 列挙しきれないほどたくさんの機能があります。
それらの機能は全て「オペレーターが聞きたい音」を素早く確実に聞くことができるようにするために設計され、統合されています。多くの偉大で創造的なオーディオテクノロジーと同様に、SSL Live コンソールはエンジニアのための楽器なのです。

Architecture

L550 Plusのプロセッシングパワーの割り振りとI/Oコンフィグレーションは、とてもフレキシブルにセットアップできます。
L550 Plusは1136chのインプットと1136chのアウトプットが接続可能であり、96kHzで288のシグナルパスが用意されています。
288のシグナルパスはチャンネル、Stem Group、Aux、マスターとして使用し、チャンネルのコンフィグレーションはモノ、ステレオまたはLCRとしてフォーマットできます。

288のシグナルパスは240のFullプロセッシングパス、48のDryプロセッシングパスとして用意されており、目的に合わせてFullとDryのパスを構成して使用します。
その他独立した32 x 36のアウトプットマトリクスがあります。
インサートエフェクト用には288のシグナルパスとは別に専用のプロセッシングパワーが用意されており、同様にダイナミックに割り当てと構成を行います。
32 x 36のアウトプットマトリクスもまた専用のプロセッシングパワーを持っており、必要であれば最大4つの小さなマトリックスに分割して使用することもできます。
36系統のマトリックスアウトプットは全てHPF、LPF、4バンドEQ、最大2秒のディレイとユニークなオールパスフィルターを装備しています。
さらに、2系統のインサートポイントがあり、内部のエフェクターラックや外部機器をインサートして使用できます。

L550 Local I/O Convenience and Connectivity.

デジタルコンソールのパフォーマンス基準の一つに入出力のオーディオクオリティーとそのキャパシティーがあります。
SSLは、Liveコンソールの開発においても高いオーディオクオリティーを提供できるようデザインし、妥協のないソニックパフォーマンスを実現しています。

SSL LiveコンソールのローカルI/Oとステージボックスは、SSLのSuperAnalogue™ テクノロジーを採用しています。
24bit/96KHzのDACで、64bitの内部処理は、SSLのデジタル製品の中で最も高いオーディオパフォーマンスを提供します。
L550 PlusのI/Oは、FOHあるいはモニター用として使用するために必要な様々な種類のI/O群が用意されています。
L550 PlusにはコンソールサーフェイスにマウントされているLocal I/Oがあり、ステージボックスなしでのオペレーションも可能です。
L550 PlusにはAuto Sensingという機能があり、SSL Live 用ステージボックスを接続するとコンソールは自動的にステージボックスを認識し、あとはタッチパネルからルーティング操作を行います。
L550 PlusのLocal I/Oは、マイク/ラインインプット32ch入力、TBマイク/ラインインプット2ch入力、ラインアウト32ch 出力、ヘッドフォン/モニターアウト4ch出力があります。
デジタルI/Oとしては、AES8ペアの入出力があり全系統にSRCを装備しています。
MADIは同軸タイプで6つのリダンダントペア、オプティカルで2つのリダンダントペアが標準で装備され、もしリダンダント接続が必要なければ個別に使用できます。
Local MADI I/Oとしては最大16系統の接続が可能です。
この他に外部EFX用に独立したFX Loop MADI ポート ( オプティカル ) が装備されており、WavesのマルチトラックやVSTエフェクトとの接続に使用できます。
また、ステージボックス拡張用のSSL Blacklight II用のポートやDanteポートがあり、コストオプションでSSL X-Lightポートを装備する事もできます。
その他にMIDI、LTC、Wordclock、GP I/O ポートを装備しています。
また、コンソールの電源は二重化されています。

Additional control
TaCo APP & external touchscreen

L550 PlusではTaCoタブレットコントロールアプリを使用して、チャンネルやエフェクトラックのプロセッシングをタブレットのタッチパネルから操作できます。
また、SOLSAアプリをインストールしたPCやタッチパネル搭載のラップトップなどをアームに設置して、さらに表示や操作パネルを拡張することも可能です。

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