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SSL LIVE – Dante System

Dante Stageboxes

SuperAnalogue™ Dante I/O
SB32.24 /Dante Analogue Stagebox

SB32.24は、5Uサイズのボックスに二重化電源を搭載した32系統のMic/Line入力と16系統のアナログLine出力、8(モノラル)系統のAES/EBUデジタル入出力を扱うユニットです。
二重化に対応した1ペアのRJ45ポートによりDanteで接続でき、さらにユーザーオプションのSFPポートにRJ45または光ファイバーを接続してネットワークの拡張や、SplitアウトをDanteに対応した別のコンソールや他のネットワークへ送るといった目的で使用できます。

二重化に対応した1ペアのRJ45ポートによりDanteで接続でき、さらにユーザーオプションのSFPポートにRJ45または光ファイバーを接続してネットワークの拡張や、SplitアウトをDanteに対応した別のコンソールや他のネットワークへ送るといった目的で使用できます。
各入力チャンネルには個別に入力信号インジケーターやクリップインジケーター、+48VのLEDが装備されており、さらに全体としてシステム、電源、Network A及びBのステータス表示が装備されています。
SB32.24は96kHzでの動作にも対応しています。

SB 16.12 /Dante Analogue Stagebox

SB 16.12は3Uサイズのシャシーに16系統のMic/Line入力と12系統のアナログ出力、そして4ペアのAES3入力と2ペアのAES3出力を搭載しているユニットです。
二重化電源とリダンダント1ペアのRJ45 Danteネットワークポートを持ち、さらにユーザーにより選択できるSFPポートを実装しています。
このSFPポートはネットワークの拡張にも使用できますが、完全に別のネットワークへ接続してゲインコントロールされたDanteスプリットアウトを出力することもできます。
各チャンネルは個々にシグナル、クリップ、+48VのインジケートLEDを持ち、ユニットには電源、ネットワークA、B、ハードウェアステータスLEDを装備しています。
SB 16.12は96kHzまたは48kHzでのオペレーションが可能です。

SB 8.8 & SB i16 /Dante Analogue Stageboxes

これら2つの2Uのユニットは少しだけ仕様が異なりますが、全く同じ機能を持っています。
SB 8.8は8系統のMic/Line入力と8系統のLine出力を持ち、SB i16は16系統のMic/Line入力を持っています。
両方とも二重化に対応したDanteのための1ペアのRJ45ポートと1ペアの拡張用RJ45ポートを持っており、4系統のGPIOポートと二重化された電源を装備しています。
各入力チャンネルには個別に入力信号インジケーターと+48VのLEDが装備されており、さらにコンソール側から指示できるアテンションLEDも装備されています。
また、アナログ回路に内蔵されたリミッターと、ゲインに合わせて自動的にPadを動作させる”Auto Pad”機能を装備しています。

Auto PadはPadを使用したくなる低いゲイン値で自動的に動作し、マイクゲインの可変域を拡張して連続的にゲインコントロールを行うことができます。
オーディション機能は個々のチャンネルの入力をネットワークを介して(SSLコンソールまたはアプリケーションを使用して)ルーティングを行うことなくモニタリングできる機能です。
SB 8.8、SB i16は、96kHzでの動作にも対応しています。

Dante Interfaces

X-Light Bridge / Dante Interface

X-Lightは多チャンネル処理、超低レイテンシーのDanteインターフェイスで、256×256チャンネルの96kHz/24bit信号及び制御用信号をSSL LiveコンソールとDanteデバイスの間で1本のファイバーによって伝送できます。

強固なコネクターとリダンダント対応のコネクションにより、様々な規模や構成のAoIPネットワークにおいて現場での高い信頼性と素早い展開を可能にします。
X-Lightによって、SSL Liveコンソールは中規模、大規模なツアーやアプリケーションにおいて十分なDante I/Oをハンドリングできる初めてのライブ卓となり、SSL Liveユーザーは64チャンネルという制限や48kHz という制約から解放されます。
新しいSSL L350、L550はX-LightとこれまでのBlacklight IIとの組み合わせが可能です。
X-Lightオプションは、L100、L200、L350、L550に実装可能であり、L300、L500ユーザーにはアップグレードキットが用意されています。
大規模ツアーなどのニーズには、離れた場所に多くのステージボックスを展開するために新しくX-Light Bridgeインターフェイスユニットが用意されています。
これはフロントパネルにノイトリックのOptiConを実装し完全に二重化されたX-Lightコネクションを、背面に二重化で2系統実装したEtherConに変換し、例えば1ペアのネットワークスイッチ経由でステージボックス SB 32.24ユニット8台を96kHzで同時に伝送できます。
X-Lightの導入によるワークフローの変更はありません。
ただ使用できるI/Oの数が大きく拡張できるのです。
ルーティングの方法も、既存のローカルDante I/O Expanderモジュールにルートするのと全く同一です。
また、X-Light のI/Oはヴァーチャルタイライン(VTL)として設定し、Danteコントローラーからのルーティングもコンソールからのルーティングもシームレスに行えます。

BL II-Bridge

スタジオやホールなど、持ち運ぶ必要がないシステムにおいては、LiveコンソールのBlacklight IIとDanteネットワークとをインターフェイスする、96kHzで256チャンネルの音声と制御信号を変換、伝送できるBL II – Danteユニットが用意されています。
SSLのBL II Dante HC Bridgeは、1Uのユニットで、SSLのBlacklight II高規格MADIフォーマットとDante HCとを双方向で接続できるユニットです。

MADI-Bridge / MADI to Dante Interface

MADI-Bridgeは、放送業界で標準的に使用されているMADIをDanteを用いてIPオーディオネットワークへと変換します。
SSLの放送用デジタルコンソールや他の標準的なMADIデバイスを、DanteによるIPオーディオネットワークへと二重化に対応して接続できます。

48kHzのサンプリングレート時には1台のMADI Bridgeにつき64チャンネルの双方向の伝送が可能であり、1Gbのネットワークリンクにつき最大512チャンネルの双方向の伝送が可能です。
Danteは一般的なネットワークのインフラを使用して小規模から大規模まで自在なI/O数とルーティングを構成できます。
二重化された電源とMADIポート、Danteポートを持つSSLのMADI Bridgeは、放送業界で求められる高い信頼性と安全性を実現したユニットです。
さらにDanteコントローラーを使用して設定できる内蔵のクロックソースの二重化は、2系統のクロックソースインプットを自動的に監視してDanteのクロックマスターとする仕様です。

32Bit MADIコントロール・トンネリングは1ペアのMADI Bridge間でMADIストリームのオーディオ信号とユーザービットの全てをネットワークに通すことができます。
離れた場所にあるMADIマイクユニットや既設の光ファイバーをひとつのMADIストリームで扱うことができ、システムがシンプルになりコスト的にも効率的です。
さらに、MADI Bridgeは双方向のサンプリングレートコンバーターを装備しており、44.1kHzから192kHzまでの非同期のMADI信号を扱うことができます。
MADI Bridgeよってサードパーティー製のDante機器やDanteコントローラーによるオペレーションを、放送で求められる信頼性をもって接続できます。

MADI Bridgeはフロントパネルにヘッドフォン端子を装備しています。
内蔵のヘッドフォンモニタリング・ルーティングとロータリーポットによるレベルコントロールによって、他の機器を使用することなく、音声による信号や系統の確認とミスの発見がIPオーディオネットワークの環境においても可能となります。
ヘッドフォンでは、モノまたはステレオのフォーマットでMADI In、MADI Out、Dante In、Dante Outの各系統の任意のポイントをピックアップしてモニタリングできます。
またGPIOポートはタリー信号やスイッチング情報をネットワークを介して伝送できます。