音声の入出力には、SoundGridに対応するハードウェアを用い、演算の中枢部であるDSPは、SoundGridServer(Server One もしくはExtreme Server)が担います。
これらのSoundGridハードウェアを利用する事で、最大64入力、16-AUX、8-GRP、8-MTRX、L/C/Rのデジタル・コンソールと化します(LV1 32chモデルは、32入力、16-AUX、8-GRP、L/C/R)。
サンプル・レートは最高96KHzに対応し、今や世界標準のWavesプラグイン・ソフトウェアのインサートも一つの入力チャンネルあたり8つまでインサート可能です。
また、SRエンジニアにはお馴染みのC4やC6使用時のレイテンシーはTDMテクノロジーを用いたデジタル・コンソールよりも3サンプル少なくなります。勿論、最新のF6(ダイナミック・EQ)も対応し、Dan Duganオプションも使用可能です。
ホスト・コンピューターにはWindows10対応のPC(もしくはMac)を用い、LCDにマルチタッチ対応LCDディスプレイを用意すれば、先進のタッチ・ディスプレイ・コンソールが完成します。
STAGE側の入出力(I/O)には、SOUNDSTUDIO STG2412(24アナログ入力+12アナログ出力+1xAES入出力)を用い、FOH側のI/Oには同社STG1608(16アナログ入力+8アナログ出力+1xAES入出力)もしくはSTG0808(8アナログ入力+8アナログ出力+1xAES入出力)を用いる事で、コンソールのマスター出力をSTAGE側/FOH側どちらからも出力可能です。勿論、既に販売されているDiGiGrid製 IOXやIOCも使用出来るので、DiGiCoサウンドを好まれるエンジニア様はDiGiGridのI/Oを選択する事も可能です。
どのI/Oを選択されても、、リファレンス送りやBGM、サービス録音も通常のコンソール同様に対応する事が可能ですので、SR/PA現場のワーク・フローを変更する必要は無く、従来のコンソール同様に御利用頂けます。
全ての機器間の伝送にはSTP対応のLANケーブルを用い、PC同様にネットワーク・スイッチを利用します。複数のI/O(メーカー及びモデルの混在可能)を複数の場所に分散配置する事も可能で、DSPのリダンダント構築まで行う事も出来ます。
企業イベントや各種催事をはじめライブハウス・ツアーから、多チャンネル・ワイヤレスの管理に、さらに大規模フェスでのマスター卓や固定設備における送出システムとしてもWAVESプラグインと共に同クラス最高峰の音質で御利用頂けます。
- Typical eMotion LV1
- Large eMotion LV1
- I/O Sharing
- eMotion LV1 for MADI Stagebox
- システム条件
Mac OS
モデル/CPU | Mac Pro (4,1) 以上 /MacBook Pro / iMac / Mac Mini with Intel i5 CPU 以上 |
RAM | 8 GB |
OS | 10.12.6 – 10.14.5 |
スクリーン解像度 | 1280×768 32-bit |
Windows
モデル/CPU | Intel i3 以上 |
RAM | 8 GB |
OS | Windows10 |
スクリーン解像度 | 1280×768 32-bit |
Tablets | 10 with Intel i3 and up CPU |