L200 Plus – SSL LIVE
Power and control
L200 Plus – Power and control
L200は処理能力と操作性のバランスが取れた理想的な中規模コンソールです。
L200のレイアウトは人間工学に基づき手が届く範囲に全ての配置がされています。
ユニークなレイアウトはスクリーンまたはラップトップをコンソール両サイドにマウント可能で、非常に汎用性の高い作業環境をコンパクトに実現します。
Architecture
L200の処理能力の割り振りとI/Oの構成はとてもフレキシブルです。
コンソールには最大600チャンネルの入出力を接続でき、96kHzで144系統のミックスパスを持っています。
このパスはチャンネル、ステムグループ、Aux、マスターに必要なだけ割り振りでき、それぞれをモノ、ステレオ、LCR、4.0、5.1にフォーマットできます。
モノはパスを1つ、ステレオはパスを2つ消費するという考え方です。
144系統のパス全てが完全なプロセッシングを実装しています。
また、インサートエフェクトは自動的に割り振られる専用のプロセッシングによって処理されます。
L200のアウトプットマトリックスは4×32の入力と24の出力を持っています。
24のマトリックスアウト全てにHPFとLPF、4バンドEQ、最大2秒のディレイ、そして独自のオールパスフィルターが装備されています。
さらに内蔵のエフェクトや外部機器を接続できるインサートポイントが2系統装備されています。
L200 Local I/O
Convenience and Connectivity.
L200はFOHとしてもモニター卓としても十分に対応できる入出力をコンソール背面に実装しています。
コントロールサーフェスの近くで使用する機器をステージボックスを使用することなく簡単に接続でき、FOHで求められるセットアップをシンプルに実現できます。
また、SSL Liveコンソールは自動認識機能を持っており、接続されたI/Oユニットはすぐに認識され、ルーティングメニューに現れます。
L200のローカルアナログI/Oは、12系統のMic/Line入力(そのうち2つの入力はフロントパネルに実装されているトークバック入力と共用)、12系統のライン出力と4系統のヘッドフォン・モニター出力が装備され、AESデジタルI/Oは入出力ともにSRCを搭載した4ペアの入力と4ペアの出力が装備されています。
さらにMADIは8ポート(同軸6ポート、光2ポート)装備されていて、1ポートずつ個別に、あるいは2ポートずつリダンダントとして設定できます。
またFX ループとして別に光 MADIがInとOut1ポート用意され、WavesマルチトラックやVST エフェクターなどの外部のFXデバイスに専用の入出力として使用できます。
リダンダント1ペア 用意されているSSLのBlacklight II光コネクターは、コンソールとステージとの間を96kHzのサンプリングレートで256チャンネルの双方向通信を可能にします。
さらにDanteインターフェイスも搭載しており、96kHzのサンプリングレートで32 × 32の入出力をリダンダントコネクションとともに使用できます。
DanteインターフェイスはSRCを装備しており、全てのDanteネットワークで使用されているサンプリングレートに対応します。
背面には他にMIDI、LTC、Wordclock、GPIOの各コネクターが実装されています。
また、電源は標準で二重化されています。